この3連休は,日曜の練習試合のみでした。なので,土曜日も,今日も,ちょっとだけのんびり。(いや,だいぶのんびりしたかな)
練習試合は5年生以上のみで2試合。車で1時間強の県西部へ遠征しました。
試合結果は,1勝1敗。
1試合目は初回の立ち上がりで1点取られたあとは,テンポの速い試合展開で終盤まで0行進。
6回にウチの左のエース君がホームランを打たれたりして,試合が動きましたが,こちらはなかなか打てなかったし,相手も安定した守備。
要するに零封されてしまい,負け。
2試合目は,まぁまぁ,それなりに点は入って,勝利。(1−9)
この試合,K太は「2番,サード」のスタメンでした。
少年野球コーチさんのところで,「2番打者」のことが出ていましたが,ウチの子は器用でもないし,足も遅いし,
そんなに打力もあるわけじゃなし…。なんで2番なんだろ?と思ったり。
K太の成績は2打席,1三振,1四球。む〜。守備の方は,打球の処理は1回のみ。
ライン際のファウルをとりに行ったくらいでしたが,いつも「おいっ〜!捕っとけよ」と言われていたからか,これはこれで,良しとします。
と,こんな感じでK太たち5年生も6年生に混じって,そこそこ使ってもらい,試合経験をつんでいるところです。
来週の3連休は,予定では3日間とも練習試合の予定だし。
この日は試合後は現地解散でした。
たまたまT子も一緒に来ていたので,寄り道せずに帰ろうかと思ったんですが,近隣市に「バッセンがあったっけ」と思いついて,
バッティングセンターに行くことにしました。
バッセンに着いたら思いのほかの人出。空きを探していたら,
チームOBのA山兄弟がお父さんといっしょに来ていました。「上の子は最近,絶不調でね」とのことでしたが,バシバシと打ち返していて
「これで,絶不調なんだ〜」と思ったり。う〜む。ウチの子もこんな風に打てる日が来るんだろうかとも思ったりしてました。
バッセンでは,ユニフォーム姿はK太ひとり。(しかも,背番号3)それなりに周りの視線を感じて「おい,
無様なバッティングはできないぞ」と心配したのですが…。
心配したとおりでした。80キロの設定ゲージでは,そこそこいい当たりもありましたが,次の90キロでは初球,2球目と見逃し。
おいおいおい!
それでも,次第に前にボールが行くようになって(何て低次元な話だ),
後半はレフト方向へのライナー性の当たりとかも「時々」ありました。(K太はバッセンでは「引っぱってみよう」
と狙って打つことが多いようです。)
試合では打てなかったけど,これでちょっとはストレスも発散できたかな?というところで,早々に帰宅。
さて,約1時間ちょいの帰り道のこと。
車中のK太とT子は終始無言で,うつむき加減でした。では,車の中は静かだったかというと…ピコピコ音でうるさかったです。
(-_-メ)
「おい,試合が終わったらすぐ,それかよ!」とか,そろそろ文句のひとつでも言ってやろうかと思いつつ,
運転していました。市街地を抜け,しばらく田園地帯を走っているとK太が「あ!お父さん!」と大きな声。なんだ,なんだ?と思ったら…
「とうもろこし,売ってる!買って!!」
県中部と西部を結ぶ国道沿いには,よく「焼きとうもろこし」の屋台が出ています。
おばちゃんが一人でやっているんですが,ここのとうもろこしは,なかなかおいしい。
ふたりがホントのチビのころから(それこそ,歯が生えそろう前から?),ここを通るたび,
屋台が出ていると必ずといっていいほど,買っていました。なので,この日も条件反射のように「買って!」となったようです。
ちょうど小腹がすくころだったので,子どもたちに1本ずつ購入。
お金を払う時,おばちゃんが「今日は試合はどうだったの?」と聞いてきました。
「ひとつ勝って,ひとつ負けました」とちょっと恥ずかしそうにK太。
「そう。おにいちゃん,からだが大きいねぇ,がんばってね」
「はい,ありがとうございます」
こんな会話ができるようになったんだなぁ,と変なことを考えながら,とうもろこしを受け取って,車の中へ。
たちまち車の中はしょう油のこげた香ばしいにおいでいっぱいになりました。(^^)
さっきまで,「おまえ,ゲームばっかりしていて,やる気あるの」
とか文句を言ってやろうと思っていたんですけどね。とうもろこしをおいしいそうに食べたり,「お父さんも,ひとくち食べて!おいしいよ。
ほら,赤信号でとまったら食べて」と熱心に勧めてくれるK太を見ていたら,どうでもよくなりました。(^^ゞ
なんだか,久しぶりの癒し系なK太でした。はい。